建築関係の資格一覧！おすすめな資格5選と取得メリットを解説

2023年09月16日

「建築関係にはどんな資格があるの？」
「そもそも資格を取得するとどんなメリットがある？」
そう悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は建築関係でおすすめな資格と取得メリットについて解説します。
建築関係の資格取得に興味のある方は本記事をぜひ参考にしてください。

建築関係の資格取得メリット

まずは建築関係の資格を取得するメリットについて解説します。
取得メリットを把握し、資格取得のモチベーションを高めてみてください。

信頼性が上がる

建築関係の資格を取得していれば、周囲の信頼性が上がります。
例えば名刺に「一級建築士」と書いてあると、見た人の安心感につながるはずです。
「この人なら契約しても大丈夫だ！」「きっと実績や経験が豊富だろう」などと、良いイメージを抱きます。
建築関係の資格は自分をアピールできる大きな武器と言えるでしょう。

仕事の幅が広がる

そもそも資格がなければ就けない仕事や役職もあります。
例えば後ほど紹介する建築士は「二級建築士」「木造建築士」などの資格取得が必須です。
資格を取得できれば、念願叶って夢であった仕事に就けます。
仕事の幅が広がり、将来仕事に困らない人生を送れるかもしれません。

昇給につながる

資格を取得すると、給料に直結する場合もあります。
分かりやすく資格手当を支給している企業は現在増えているのが実情。
「〇〇の資格を取得すれば月給2千円アップ」「難関資格取得で一時金10万円贈呈」などとうたっている企業も。
昇給が実現すれば、生活が豊かになります。
加えて仕事へのモチベーションが上がるキッカケとなるでしょう。

建築関係の資格5選

ここからは建築関係で取得しておきたい資格を解説します。
入門?難問まで紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

施工管理技士

施工管理技士とは工事現場でマネジメントを行える資格です。
細かく分けると建築施工管理技士・電気工事施工管理技士・土木施工管理技士・管工事施工管理技士・電気通信工事施工管理技士・造園施工管理技士・建設機械施工管理技士があります。

中でも代表的なのが建築施工管理技士です。
ビルやマンションなどの建築現場で、指揮・命令を下す際に必要となります。
資格には1・2級があり、1級を取得できるとどの現場でもマネジメントが行えます。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は「宅建」でもお馴染みの資格です。
毎年20万人前後の受験者数を誇る、最大級の国家資格となります。
不動産売買や賃貸における契約の際、重要事項の説明が必須。

その重要事項説明をするためには宅地建物取引士の資格が不可欠です。
不動産の仲介・売買の仕事に就きたい方は取得しておきましょう。

建築設備士

建築設備士は建築設備にまつわるスペシャリストです。
建築士からの悩みや困りごとに対し、アドバイスや助言を送れる立場となります。
建築設備とは主に照明・エアコン・トイレなど、生活に欠かせない機器や機材です。

受験できるのは1級建築士の資格を所持している方で、建築設備の実務経験がある方のみ。
建築物が年々複雑になっているからこそ、建築設備士の需要は高まっています。

電気工事士

電気工事士は電気設備工事を行うために必要な国家資格です。
仕事内容は主に2つあり、建築電気工事と鉄道電気工事になります。
建築電気工事は住宅やオフィスなど、建築物の電気まわりを工事していくのです。

具体的には電線関連作業や空調設備工事などを行います。
2つ目は鉄道電気工事です。
文字通り、鉄道の電気設備を中心に点検やメンテナンスを実施します。
主に駅の改札・モニター・照明などを日々チェックするのが仕事です。

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは内装にまつわる悩みや困りごとを助言できる資格です。
具体的には「どこにどんな家具を置いたら良いか？」「どのような色を組み合わせるべきか？」のような疑問に対してお客様へアドバイスしていきます。

資格を所持していれば、ハウスメーカー・ホームセンター・リフォーム会社などで活躍の場を広げられるのです。
近年はDIYの流行により、自分たちで手掛けてこだわる方も増えています。
インテリア関連の仕事に興味のある方はぜひ取得していきましょう。

まとめ

建築関係の資格を取得しておけば、周囲からの信頼度は上がります。
知識や経験が豊富である証拠であり、お客様や社内から安心してもらえるのです。
結果的に昇給につながる場合もあるでしょう。

とはいえ、どんな建築資格を取得すれば良いか分からないかもしれません。
その場合は施工管理技士や宅地建物取引士など、建築の基本となる資格から取得していきましょう。